36年ぶりの再結成
2011年04月18日
先日、赤羽ふれあい駅伝という市民駅伝に参加しました。4人がたすきリレーをしてハーフマラソンを走る駅伝です。このレースに中学生の頃、草野球チームを作っていた同級生でリレーチームを再結成しました。その名は草野球チーム名と同じ「スカイヤーズ」。タイムは1時間41分と平凡なタイムでしたが48歳という年齢を考慮すれば上出来だったと思います。
前日、そのメンバーと食事を取りながら少年時代の話で盛り上がりましたが草野球のチームを作ったのが中学一年生ですからあの頃から36年経ちました。友人の話に耳を傾けながら感じた事は、みんなそれぞれ自分を主役とした人生を歩んできたんだということです。36年間といえば人生のほぼ半分を占める時間です。色々な出来事があって当然です。口では言い表せない悲しみや苦しみも経験してきたことでしょう。私は今にして思えば何も分かっていなかった中学時代から学校、仕事、両親の事、家庭の事、色々な経験から何かを学び自分なりに一生懸命生きてきたつもりです。友人も一緒です。環境や境遇は違ってもみんな自分の人生に必死になって生きてきた話を聞くと嬉しくなります。
それぞれの人生をそれぞれ歩いてきた中年のおっさんチームが36年ぶりに再結成して一本のたすきをリレーしていくというのはなんとも感慨深いものがありました。それに大阪で作ったチーム(私は大阪出身です)を東京で再結成するというのも中々出来ることではありません。この駅伝参加を企画してくれた友人に感謝です。
因みにこの中学時代に結成した草野球チームですが本当に弱いチームでした。練習場の場所取りに朝3時に起きて行くだけのガッツだけはあったのですが技術が伴わないメンバーばかりでした。ストライクを投げる事より速い球を投げる事だけに神経を集中させる投手、バッターがバットを振ると例え空振りでもボールから目を離すキャッチャー、冷静さに欠け2アウト満塁のサヨナラのピンチに平凡なセカンドゴロで捕球した後一塁手に投げてフォースアウトを取れば勝利するところを何故か本塁に暴投を投げサヨナラ負けさせる二塁手(これは私です)、なんとも味わいのあるチームでした。