マラソンシーズンが終わって
2011年03月06日
東京マラソンが終わりました。私にとってこのマラソンの終了が5ヶ月間のマラソンシーズンの終了です。東京マラソンが走れないときには約一ヵ月後に開催される荒川市民マラソンを走っていましたので年によっては約半年マラソンの練習をするわけです。結果はともかくやっとひと段落という感じです。
マラソンは人生の縮図だと言いますが、今年で10年走ってきたわけですが一度として納得できる走りというのはないものです。偉そうな事を言うほど練習をしているわけではないのですが自分なりには目標を立てそのハードルを乗り越えてきたつもりです。でも駄目ですね。特に気温の上昇に弱い。どんなに走り込んでも、気温が上昇してしまうと35キロ地点前後で足が止まってしまいます。無理して速度を上げると息が上がってしまい走る事ができなくなってしまうのです。いわゆるガス欠状態です。こういう状態になる事を克服するため、練習で朝から食事を採らないで38キロ走をしたりして無理にガス欠状態を作り出し、体に覚えさせたりするのですが何度やっても気温が上昇するとやはり駄目です。11月の末で高度の高い場所で開催される河口湖マラソンはそこそこなのですが、気温が高い時がある東京マラソンや3月に開催される荒川市民マラソン等は必ずと言っていいほど苦戦します。真夏に走りこめと言う事なのでしょうか?まあ、それもトライした事があるのですがその時は脱水症状で大変な事になりました。(私は大変な汗かきで大量の水分を採るのですがその採り方を間違えたのが原因です。)本当に人生と同じで思うようにいかないものです。
でもどんな事にも挑戦する事は楽しいですね。何より挑戦したら結果が出ます。その結果がどんな結果であっても。それが納得できない結果であっても挑戦しなければ答えが出ないですから。それが良い。その出た結果をどう考えるかにより次の挑戦が決まります。これを繰り返すのが楽しいのです。生きていると実感できます。
誰が言っていたのか覚えてはいませんが、有名なメジャーの投手がピンチの時いつも自分に言い聞かせる言葉で非常に印象に残っている言葉です。「俺が投げなければ相手は攻撃できない。何をビビッている!!俺こそが主役だ」
我々一人一人が人生の主役なのです。自分で決断し、挑戦し、結果を出していきましょう。
最近の記事で、現役の大臣が外国人から寄付を貰っていたことが発覚し辞任をしろと言う議論が起こっています。大臣が少年の時からの付き合いで応援してあげようとした人の年間五万円の寄付を問題にする風潮。納得できません。「水清ければ魚棲まず。」です。我々は機械じゃない。人なんですから。私にとっては人の情が伝わってきて暖かい話が何で辞任と言う話になるんですか。
またまた脱線してしまいました。

2011年度の東京マラソン。スタートの光景です。