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代表取締役 出口博俊

今年最後の独り言

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2009年12月21日

 いよいよ、今年も残り後わずかとなりました。私は歳を取るにつれ一年が短く感じるようになりました。あっという間の一年でした。そして悲喜こもごもの一年でしたが、ちょっと嬉しい出来事がありました。毎年、フルマラソンは3月の荒川市民マラソンか東京マラソン、11月の河口湖マラソンの年間2回走っているのですが、今年は申し込みが遅れたせいで3月のマラソンを走る事が出来ませんでした。そのせいかどうか分かりませんが、河口湖マラソンを走りきるための練習が異常にきつかったのです。36キロを2度走るのですが、2度とも30キロ過ぎに何度も歩きました。もちろんタイムも悲惨です。そうすると自信をなくすんですね。「こんな事では本番走れないんじゃないの」なんて余計な事を考えてしまいます。そうなると「年齢からきているのか」「3月走らなかったせいだ」もう走れない言い訳を考えていました。そして不安の中、本番を迎えたのですが、本番ではなんと一度も歩くことなく、しかも自己ベストに近いタイムでゴールする事ができました。何よりも嬉しかったのはゴール間際の辛さがなく、笑顔でゴールできた事でした。辛い経験の後には神様はご褒美をくれるものですね。
 さて、今年最後の独り言です。「マイホーム買ったほうが得か借りたほうが得か」の議論の中で出てくる「持ち家のほうが就職に有利」と言うのは正解だと思いますか?私は「得か損か」の議論の中の持ち家派の最大のメリットだと思います。持ち家の人はクレジットカードの審査が通りやすい、というような皮相的なものではありません。マイホームを買う人は殆どの場合住宅ローンを組みます。つまり多額の借財をするわけです。相応の負担をする決断をした人しかマイホームは買えません。持ち家を買った人は少なくともその決断をした人なのです。賃貸に住んでいる人は結果として決断していないのです。もちろん敢えてしないのか出来ないのかはわかりません。しかし、ハードルを越えている人と越えていない人との評価は違って当然ではないですか?論語に「其の以(な)す所を視(み)、其の由(よ)る所を観(み)、其の安んずる所を察すれば、人いずくんぞ隠さんや、人いずくんぞ隠さんや」と言う言葉があります。「その人の行動を見、その行動の理由を見、その人の安心するところを見ればその人の正体は全て分かってしまう」という意味です。住宅ローンを組むと言う事はそれほど深い意味での「なす所」になると思うのです。江戸時代の言葉に「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」といいます。江戸時代には賃借人は公的な権利や義務がなく、家主がその保証、責任を負ったことから来ている言葉なんですがその意味での親離れはしたいものです(笑)。
この一年間、私の独り言にお付き合いいただきましてありがとうございます。思っている事、主張したい事をつれづれに書き込みました。私のような若輩者の生意気な発言、ご無礼をどうかご容赦ください。懲りずに来年は、少し形を変えたブログにしようと考えております。また、時間があったらお立ち寄りください。それでは良いお年をお迎えください。ありがとうございます。

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