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プリンセススクゥエアー
代表取締役 出口博俊

エボラ出血熱

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2014年10月13日

 今日は衝撃的なニュースが飛び込んできました。米国で国内でのエボラ出血熱感染者が出たというニュースです。このニュース、私は全く想像していませんでした。私は、医療サスペンス作家ロビンクックが大好きで彼の小説は愛読しています。映画化もされた「アウトブレイク」等、様々な小説を読んでいく中で人に感染した場合の致死率が極めて高いエボラウィルスや、マールブルグウィルスというウィルスは、致死率が高くないウィルスに比べ平たく言うと「生き方が下手くそなウィルス」という印象を持っていました。
 と言うのも宿主の致死率が高いウィルスは、宿主が死んでしまえばウィルス自体も死んでしまうからです。生物はどんな生物でも繁殖することを目指して生きているはずです。その目的に照らし合わせると
新種を除いたインフルエンザウィルスのように健康体の宿主を死に至らしめる毒性まで持っていないものや、ヘルペスウィルスのように宿主とある意味共生するウィルスのほうが賢いウィルスと言えます。それに比べエボラウィルスは感染者をあっという間に死に至らしめる強力な毒性を持っていて、しかも潜伏期間中には人への感染力がないということですから広範囲に伝染することがないうちに流行が収束に向かうというウィルス自体が繁殖するには愚かなウィルスと言えると思います。いや思っていました。
 ところが、今回の流行はちょっと異常事態となってきています。空気感染せず、ウィルスがいる血液や吐しゃ物に触れなければ感染しないということで衛生状態の悪い地域で局地的に流行することがあっても今まで大規模な感染はしてこなかったと記憶しています。それが今回は予想に反し大流行しています。そして先日、米国で初の感染者が出たわけですがそれでもその感染者は、アフリカで感染した後米国に入国したのであり、起こり得る事態としては想定内でした。ところがです。その感染者が発病し、疾病対策で世界を引っ張っている立場にあるCDC(疾病対策センター)が主導で感染対策がなされていたにも関わらずその患者から感染者が出てしまったというのですから尋常な事態ではありません。
 感染対策のミスだったのか?それともウィルス自体の感染力が当初の予想を上回った事態になっているのか?いずれにしても予断を許さない状況であることに違いありません。

 今回の騒動が人的なミスであり、これ以上の広がりを見せないことを祈るばかりです。

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